記紀編さん1300年 宮崎関連     
            
都萬(つま)神社 神橋より

新緑の都萬神社(つま神社)〜 西都原


〜女性の守護神 お産の神と敬い家内安全の祈願に参拝の多い神社〜
都萬(つま)神社(都万神社とも書くようです)は、宮崎県西都市に鎮座、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)を祀る神社です。
瓊瓊杵命(ににぎのみこと)が姫を見初めたことから、都萬神社は縁結びの神として、そして3つ子を無事出産したことから安産の神としても知られます。
都農神社、霧島神社、高千穂神社と並ぶ、日向式内四座の一社で、続日本後記に「承和4年(837年)日向国子湯郡妻預官社」と記されている由緒ある神社です。

四座の内、「霧島神社」について・・延喜式の神名帳には「諸県郡一座小 霧嶋神社」とあり、これが霧島六社権現の内のどの社を指すかは諸説あり、はっきりしていないようです。中央権現の称からして、現在の現在の霧島岑神社とする説もあるようです。

都萬(つま)神社 参道より
〔 都萬(つま)神社 参道より 〕
緑につつまれた神社は、エネルギーを与えてくれるようです。
都萬(つま)神社本殿
〔 都萬(つま)神社本殿 〕







妻のクス(クスノキ)推定樹齢1200年

妻のクスは国指定天然記念物、みやざき巨木百選にも選ばれている。
樹齢1,200年と推定されている大クスで根回り16.4メートル・目通り幹回り10.3メートル、クスの木の巨木としては有数のものでしたが、1967年と1990年、2度の火災に見舞われ、平成5年(1993)の台風で、幹の半分が倒壊しつつも、主幹が遺存、現在も樹勢盛んな市内有数の巨木。
最盛期には樹高40メートル、枝張り南北34メートル、地上4メートルの高さで南東に太い一枝を出し、主幹は15メートル以上で数支幹に分かれていたそうです。
妻の楠(クス)
〔 妻のクス 〕

妻の楠(クス)
〔 妻のクス 〕

妻の楠(クス)
〔 妻のクス 〕

下の写真は、妻のクスの隣にある、クスノキの巨樹です。こちらも妻のクスに負けず劣らずの存在感です。
都萬(つま)神社のクス
〔 都萬(つま)神社のクス (妻の大クスの隣にあるクスノキ)〕







西都原考古博物館 企画展「文字が伝えたもの 〜宮崎県出土考古資料にみる文字と心〜 」

都萬神社参拝の後、西都原古墳群にある、県立西都原考古博物館で現在開催中の、企画展「文字が伝えたもの 〜宮崎県出土考古資料にみる文字と心〜 」を見学。
重要文化財 児湯郡印 奈良時代 西都市所蔵

西都市内の個人宅に伝世されていたもので、古代の児湯郡家(役所)で用いられた印、文書による行政が行われていたことを示す。郡印の出土は全国で3例のみ。
児湯郡印 西都原考古博物館にて
〔 「児湯郡印」 西都原考古博物館 企画展展示物 〕

隼人の盾

完形で出土した隼人の盾のレプリカ(原品は奈良文化財研究所が保管)
隼人(はやと)の盾 西都原考古博物館にて
〔 隼人(はやと)の盾 西都原考古博物館 常設展示物 〕

宮崎県の「記紀編さん1300年 神話のふるさとみやざき」関連ロゴマーク下部の文様は、この隼人の盾の文様がモチーフとなっています。
mitenサイト内、みやざき考古楽 隼人の盾をめぐって / 東憲章 著より 一部引用
“「隼人」とは、古代の南九州に居住した人たちを指した呼称であり、「熊襲」と同一視される場合もあるが、熊襲が日本書紀や古事記の中で、日本武尊の物語など伝説的な記述であるのに対して、隼人は、平安時代初頭頃までの歴史記録として多数登場する。
言語や習俗が異なる「異民族」として扱われており、大和朝廷に対して5世紀頃に服属した後も、たびたび反乱を起こしたと記されている。
ちなみに「隼人」という呼称は、南九州の人びとが自らを称したものではなく、中央の人びとが南九州の民を指して使った言わば蔑称であることを確認しておきたい。
 文献によると、服従した隼人はその一部が畿内に移住させられ、宮の警備に当たったり、朝廷における儀式で舞を奏上したとされている。
中には、清寧天皇の死に対して昼夜を問わず号泣し、七日目に死んだという記事も見られ、賓(もがり)の儀式にも関わっていたことがうかがわれる。”引用おわり



西都原古墳群の夕景

西都原古墳群の夕景
〔 西都原古墳群の夕景 〕




ヒメボタル

夕方、西都市在住の知人と合流、古墳群より少し車で走ったところにある森でヒメボタルを鑑賞
5分間露光しておりますので写真では明るく見えますが、実際には暗闇の中で点滅しております。 西都市内の山林にて ヒメボタル
〔 西都市内の山林にて ヒメボタル 〕

ヒメボタルは、ゲンジボタルやヘイケボタルより一回り小さい森に住むホタルです。
ホタルというと清流など水のあるところをイメージしますが、ヒメボタルは森林内に生息しています。
メスはオスより一回り小さく、飛べません。
幼虫は陸生で、貝(カタツムリなど)を食べているようです。
ゲンジやヘイケに比べると光量は少なく、発光色は黄色を帯び、絶えず明滅しています。

 
宮崎の特産品をお取り寄せ みやざき便.com

宮崎県の特産品等をお取り寄せ

宮崎牛やマンゴー、冷汁など
宮崎の特産品をお取り寄せ!
みやざき便.com

 

余談ですが・・ 特定外来生物「オオキンケイギク」のこと・・

北側にある第三古墳群等では、今年も「オオキンケイギク」を多く見かけました。
4号地下式横穴墓のある111号墳などは「オオキンケイギク」に覆い尽くされております。
周辺含め、昨年よりさらに増えているような気がしました。
「オオキンケイギク」西都原古墳群にて 「オオキンケイギク」西都原古墳群にて
キバナコスモスにも似た「オオキンケイギク」は北アメリカ原産の宿根草で、2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止されている植物です。→ 環境省サイト内ページ
茎とか葉はこんな形をしております。 → オオキンケイギクの茎・葉の写真

「特別史跡公園 西都原古墳群」を管理する、「みやざき公園協会」のサイト内「公園内の花の分布図と開花時期ページ」に、「オオキンケイギク」が他の草花同様に記載されておりました。
管理する「みやざき公園協会」指定管理者は、特に「オオキンケイギク」を除去する等の処置・制限を行っていないようにみえますが「オオキンケイギク」が年々増えて、昔からあった植物、しいては昆虫などが減るなど、西都原周辺の生態系を壊わすのでは? 訪れた方による、伝搬の可能性もあるのでは? など、少々気になりました。
日本の古(いにしえ)の古墳群が、アメリカ外来種に覆いつくされないことを願っております。

特定外来生物とは・・・
外来生物法により、生態系などに被害を及ぼすものとして指定された生物です。
外来生物法では、特定外来生物に指定された生物を飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことなどを原則禁止しています。
※罰則 これらの項目に違反した場合、最高で個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられます。

関連リンク(外部サイト)外来生物対策-オオキンケイギクについて 九州地方環境事務所


都萬神社・西都原考古博物館 アクセス等の情報

都萬神社(つまじんじゃ)
〒881-0033  宮崎県西都市大字妻1
バス:宮崎交通西都バスセンターから徒歩(約1Km)
地図: GoogleMap   Mapfan Mapion マップコード(219 093 384)
緯度経度:N=32.6.42.6 E131.24.25.2(日本地理系)

西都原考古博物館
〒881-0005 宮崎県西都市三宅5670
バス:宮交シティから「西都原考古博物館前」行き(宮交サイト内ページ)
もしくは、「西都」行き「西都バスセンター」下車 「西都バスセンター」からタクシーで約10分
地図: GoogleMap Mapfan Mapion マップコード(219 121 517)
緯度経度:N=32.7.17.4 E=131.23.7.2(日本地理系)
宮崎の神話巡りにも!!

【直前予約空室カレンダー情報リンク】直近の空き室状況が一覧で。
直前宿泊予約・九州・宮崎・他

宮崎県のホテル・旅館・民宿・ペンション
宮崎県へのアクセス情報関連リンク・ニュース等の紹介
宮崎県へのアクセス情報関連リンク・ニュース等



前の話題 【053】砂像の祭典「サンドフラワーフェスタ」神楽と神話の神々
次の話題 【055】祇園神社(日南市)に「牛頭天王」「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」を見た?

オススメ本の紹介「古事記と日本の神々がわかる本」吉田邦博 (著) 

古事記の内容と、神々の紹介、非常にわかりやすい本だと思います。
昔の絵図なども豊富に掲載、興味をそそります。

「古事記と日本の神々がわかる本」

表紙カバー 神々の背景は高千穂の雲海(当方撮影)です。
出版社:学研パブリッシング / 発売日:2015/09  \1,080円

「古事記」に記された有名な神話と、天皇の事跡をリンク、わかりやすくダイジェストで紹介。豊富な図版による日本の代表的な神々の図典も掲載。「古事記」と日本の神々を知るための入門書です。

吉田邦博:1958年、福岡県生まれ。文筆家。駒澤大学仏教学部卒業後、國學院大學神道學専攻科修了。原始仏教や神道、さらにはキリスト教をはじめとする西洋思想など、多岐にわたるテーマで幅広い執筆活動を展開した。2013年11月23日没

 → 詳しい項目の紹介はこちらの別ページに記載
amazon/楽天ブックスで購入出来ます。
amazon楽天ブックス

 

新緑の都萬神社(つま神社)〜 西都原


当サイト内関連ページ:都萬(つま)神社宮崎県立西都原考古博物館西都原古墳群記紀の道




記紀編さん1300年を記念、「神話のふるさとみやざき」の魅力をお伝えしたく公開しているページです。
このページが、宮崎の再発見、そして宮崎観光、宮崎旅行のきっかけになれば幸いです。

サイト内検索(Googleカスタム検索を利用した、当サイト内ページの検索です。)
リンクアイコンリンクフリー twitter facebook Blog等からリンクはご自由にどうぞ。連絡不要です。
メールアイコンページ内容に関してのご意見、ご指摘、作者への連絡等は、メール もしくはGuestBookで。
カメラアイコン写真の無断転載を禁じます。掲載された当方撮影写真の使用に関しては → こちらを参照願います。

Reproduction or appropriation of HTML, images and photographs from within this site is prohibited.
Copyright © 2015 MORIMORI All Rights Reserved.


-記紀編さん1300年特集 MORIMORI ver.- / -PhotoMiyazaki -

神話のふるさと みやざき 記紀編さん1300年特集 MORIMORIver.

Back to Top